せんぎょうしゅふになりまして。

ネット婚活からの結婚。専業主婦。おなかの赤さんの事、今までの事をつらつら書いていきます。

子供から見た毒親②

転校初日。


唐突なんですが、私って結構モテたんですよ。
ただモテたと言っても、転校生効果(あると思います)

顔面レベルは中の下のモテた感じです。


なので転校初日、担任先生に引率されて廊下を歩いていたときに
他のクラスの男子から興味を持たれたりしました。
多分あのときが自分の人生最大のモテ期だったかと思います。


クラスに着いて、自己紹介が終わり、クラスの女子と話して多少馴染んだころに
隣の席にいた男の子に携帯のメールアドレスを聞かれました。
私は母親と携帯を共有で使用していたのですが、
この学校では皆携帯を学校に持ってきており(禁止されているのに)、
メルアドの交換は一般的なものになっていました。
なので断ることも悪いと思い、他の子に対してと同様に
その男子(A君とします)にも何の疑問もなく、教えることにしました。


…………………


家に帰って、母親に今日あったことを話して
携帯を確認するとメルアドを教えた女子の中に、A君からも
「よろしくね」のような内容のメールが着ていました。
メールの数が友達の数のような気になっていた当時の私は
今日一日で沢山の友達ができたような気がしてとても嬉しくなりました。
その日は友達とメール交換をたくさんしてそのまま眠りにつきました。


…………………


何日か経過して、
皆メールでやり取りをしょっちゅうすることに気づきました。
なんなら話したこともないような、男子(他のクラス等)に
「(ゆいかの)メルアド教えていい?」と言われることも多々ありました。


また、私が友人の好きな人とメールをして、
友人のことをどう思っているかを探ってほしいなんてことをお願いされたりもしました。


今考えたら
『何そのあほくさい話(笑)』と一蹴していたものの、
当時の私は断って嫌われて仲間外れになることが怖くて
二つ返事でいいよと安請負していました。


しかし、そんなことを毎回繰り返す毎に
だんだん疲弊していき、喋ったこともない男子とのメールは苦痛になっていきました。
なので初めて友人に「紹介しないでほしい」と断りました。


それが運悪いことに同じクラスの不良の男子でした。



つづく